インプラントとは?

インプラントとは、顎の骨に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を固定する歯科の最先端技術です。インプラントは「第2の永久歯」と呼ばれています。人工歯根材料はチタンというもので、骨と強く結合する性質を持っています。その為、自分の骨と人工の歯が強く結びつき、自分の歯と同じようにしっかりと咬むことが出来るのです。

入れ歯とは違い、着脱の面倒もなく、自分自身の歯で食事をしていた時と同じ様に、咬むことが出来ます。

インプラントであれば、自分の歯を取り戻したような自然な状態を手に入れることが出来ます。

人前でお話する際、入れ歯の留め金が見えたりはずれたり、食事のたびに洗ったりという心配がありません。自信を持って会話を楽しむことが出来るようになります。また、硬いものでも自由にかめるようになるので食の喜びを蘇らせることが出来ます。

治療の流れ

inplant_img_01.gif1.診査・診断
インプラント治療に必要な診査と診断を行い、治療計画を立てます。

2.一次手術(インプラントを埋入する手術)
  1) インプラントを埋入する部分の歯肉を開いて顎の骨にインプラントを埋入します。
  2) 開いた歯肉を閉じ、縫い合わせます。
◇一次手術が完了しました。この後、2~3ヶ月をおき、骨およびインプラントがしっかりと結合するまで待ちます。(期間は個人差があり、骨の質によっても異なります。)
◇この間、必要に応じて仮の歯を入れますので、日常生活には差し支えありません。

3.二次手術
(新しい歯を装着する準備の手術)
   1)歯肉を開いてインプラントに支台部(歯を直接支える部分)に接続します。

4.新しい歯の製作と装着
    ◇約2週間おいて歯肉の治癒を待ちます。
    ◇この間、必要に応じて仮の歯を入れますので日常生活には差し支えありません。
  1)歯を製作するために型をとり、その型にしたがって人工の歯を製作します。
  2)人工の歯を支台部に装着して、完成です。

5.メンテナンス
    ◇インプラントの形をよく理解したうえで確実なブラッシングを行い、歯垢や歯石の沈着を予防します。


症例

●歯を1本だけ失った場合
implant_1_mae.jpg治療前implant_1_ato.jpg治療後

●歯のない部分が広い場合。
implant_2_mae.jpg治療前implant_2_ato.jpg治療後