「噛めば噛むほど・・・」生活習慣病の予防は、まず噛むこと


むかし、脳溢血や心臓病、ガンなどの「成人病」は、40代以降の人がかかる病気と思われていました。
ところが現代では、30代はおろか、20代から子どもにまで及んで、最近その名称が改められ、
「生活習慣病」と呼ばれるようになりました。
アトピー、そしてアレルギー性鼻炎等々…、現代人は生まれた時からもう、生活習慣病の予備軍なのです。

● 「悪玉」活性酵素

戦後、日本人の食生活は大きく変わり、大量に加工調理された食品は、食べやすくソフトな食物にされて、さまざまな食品添加物と残留無機農薬が混入され、我々の体内に入るようになりました。
この、添加物と、残留無機農薬が、生活習慣病に関係する「悪玉」の酵素を発生させていたのです。

● 「噛む」や「噛まざる」や

実は、この「悪玉」の酵素が、唾液によって消え去ることが最近の研究で明らかになりました。
唾液に含まれている「善玉」の酵素が「悪玉」を退治することがわかったのです。
唾液は、口の中に3ヵ所ある唾液腺から大量に出てきますが、歯を失っていると、知覚刺激が少ないので、唾液は少なくなります。
唾液は、噛めば噛むほど出てくるのです。

● 良く噛むために 噛む回数を増やすこと、

それには、丈夫で健全な歯が必要です。
噛むという運動は、下顎による単純な運動です。
身近かな食品のなかで、バランス良く、できるだけ歯ごたえのあるものを選ぶこと、
そしてゆっくりと、時間をかけて食事をすること、それが健康にとってとても大事なことなのです。
「自分の体は自分で管理する」ということが当たり前、という時代が必ずやってきます。
良い生活習慣、それは私たちが自分でできる最良の健康術といえるのです。