入れ歯(義歯)とうまく付き合う

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歯がなくなると噛みにくくなります。
特に奥歯が何本かなくなると、かなり噛む力が落ち、その結果、食べ物を噛み砕かないまま胃に送ることになり、胃や腸などの内臓に負担がかかります。

入れ歯(義歯)はその力を補い、食べ物を上手く消化できるようにする役割があります。
また、前歯がなくなると見た目も悪くなるとともに、上手く発音が出来なくなります。
入れ歯(義歯)は見た目の改善・食事の咀嚼(そしゃく)だけでなく、発音が上手く出来るようにする役割もあります。

そんな入れ歯(義歯)ですが、今まで何個も入れ歯(義歯)を作ってきたけれど、満足のいく入れ歯(義歯)が出来ず悩んでいた患者様が数多くいらっしゃいます。

噛むと痛い・ずれる・浮く・・・・ そんな方の為に、一歩進んだぴったりと合う、見た目も本来の自分の歯のように美しい入れ歯(義歯)をご提案致します。日歯を磨いていても歯石、タバコのヤニ、茶渋等、歯につき汚れてきます。
当歯科医院ではお口のポリッシングの器械を設け、皆様方にご利用いただいております。

入れ歯(義歯)清掃時の注意

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入れ歯(義歯)で快適に過ごすには、つねに入れ歯(義歯)を清潔な状態に保つ事が大切です。

食事後は必ず清掃します

入れ歯(義歯)は食事の後には必ずきれいに清掃してください。
食事後は必ず入れ歯(義歯)を外して自分の歯を磨くように、清掃ブラシを使って磨き、指でこするとキュッキュッと音がするまできれいにしましょう。
入れ歯(義歯)を磨いたら、自分の口の中も歯ブラシで汚れを落とします。
とくに床があたる粘膜やいわゆるドテの部分をマッサージするように磨きましょう。

● 入れ歯(義歯)は流水下で洗いますが、その際に強く力を入れすぎて割らないように注意します。また、手から滑って落とすと人工歯が割れる事もあるので注意して取り扱いましょう。下に洗面器などを置いて水をはっておくと、落としても壊れないで済みます。
● 局部義歯はクラスプというバネがついている場合があります。これは、残っている歯に直接接するものなので、特にきれいに清掃しましょう。
● レジンの部分は目で見えない小さな穴があり、そこに汚れが染み込みますので、入れ歯(義歯)専用の洗浄剤を1日1度は使用しましょう。


入れ歯(義歯)も3ヶ月に1度の定期健診を

快適な入れ歯(義歯)生活を維持するためには、定期的なメンテナンスで入れ歯(義歯)と口腔内のチェックをまめに行い、常に正しい適合状態を確認する事をお薦めします。

 良く噛める入れ歯(義歯)ほど人工歯が減ってきます

入れ歯(義歯)は使っていると人工歯が少しずつ減ってきます。
良く噛める入れ歯(義歯)ほど減りが早いので、1年に1度は歯科医院でのメンテナンスを行うようにしましょう。
噛み合わせが狂ってくると、入れ歯(義歯)が動かされて粘膜を傷めてしまいます。

 局部義歯ではマメにチェックを行いましょう

局部義歯の場合は、残っている歯と歯肉の状態の定期的なチェックと清掃が必要です。
最近ではPMTCという、専門の歯科医師による清掃も簡単に行うことができます。
半年に1度は定期健診に行く事をお薦めします。